2013年7月1日月曜日

初・高尾山

富士山が何かと話題をさらっている最中、私は高尾山へ初挑戦してきました。
今の季節、木々の中の散策はとても気持ちよかったです♪



高尾山は、麓までの鉄道駅だけでなく、山の中腹へのアプローチもしやすく、いろんな楽しみ方ができるところでした。
老若男女が訪れるのがわかります。

山中の遊歩道は幅が広く舗装されていて、尾根を歩いているような感覚で、サイドのいたるところから遠くの景色を眺め見ることができるのも魅力的でした。
今回夕刻に近い時間でしかも犬同伴だったので、往路はリフト復路はケーブルカーを利用してみました。

意外にもリフトとケーブルカーが楽しかった。長い距離で結構傾斜のきついところもあり、乗り応えあり!
下りのケーブルカーは出発直後の傾斜具合がすごく、体が前のめりに大きく傾くほどのもの。
日本一の勾配らしいですね。思わず、富士急ハイランドの高飛車を思い出してしまいました〜



wikiを覗くとこのケーブルカーは開業までかなり苦難の道のりを歩んだようですが、今となってはこの存在が高尾山にいろんな層を呼び込むひとつの要因となっているのかもしれません。
山の上でビアガーデンを開催できるのも、ケーブルカーのお陰でしょうね。



高尾山は元々山岳修行の霊場であるのですが、なぜか威厳よりも敷居の低い親しみやすい印象を受けました。大勢の人が訪れるようになったからでしょうか。


例えば通常は藁でつくっているくぐり輪や厳しい修行を伴うはずの六根清浄が、常設型で耐久性のあるつくり込みで用意され、誰でも自主的に試せるようになっています。人気スポット故、風情よりも開放性、参加性を重視したのかな。
 
高尾山は全体に豊かな自然が存在しているんだけどその中に観光地化の人為的な整備も施され、そのブレンド加減に私は他にはない個性を感じました(周知のことかもしれませんが...)。
今回の滞在範囲は狭く一部だと思うので、次はもっと山の奥まで広く探索して違う面を発見したいと思います♪



最後に。
山の麓の京王線駅の敷地内では、温泉掘削が行われていました。観光地開発を進めていくのでしょうか。
でも駅周辺は特に外向きのお店などなく、観光案内所も早々に閉じていましたし、何よりも駅のまっ正面がラブホとそれに似た外見のトリックアート美術館という何ともミスマッチな光景に驚きました。
せっかくなら駅周辺から一体感を考えてほしいな...。 

この時期は日が長く人が夕刻過ぎても多くいるにもかかわらず、山の上、参道、駅のお店が全て閉じているのももったいない気がしました。夜までビアガーデンも開催していますし、何と言っても、登山者数は世界一を誇る場所ですからね。

とはいえ、高尾山は、何度でも行きたい、行けそうな場所に思える感覚がよいのでしょうし、のんびりした感じも都心との違いを醸し出す癒し要素かもしれませんが...。


 

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